■参加校・団体 ①12/19 臨川小学校から、FOCO宛てに、カードを作成 |
臨川小学校&カンボジアFOCO③ - 渋谷区臨川小学校Part2
日時 : 2013年2月14日 8:50~9:35
場所 : 渋谷区臨川小学校
授業内容 : FOCOでの様子を報告、グリーティングカード返信手渡し
カレドからスタッフ3名+ボランティア1名を派遣。
■使用したもの・用意したもの
✓FOCOの子たちが書いたグリーティングカード
✓FOCOでの様子を撮ったスライド
✓FOCOからのプレゼントの絵
■授業詳細
1.カンボジア振り返り、FOCOでの様子
前回の授業で行ったスライドも使いながら、振り返りをする。
カンボジアはどこにあったかな?
そして、FOCOの子たちにお手紙を手渡した時の様子もスライドで。
2.質問の回答をビデオで披露
FOCOの子たちに聞いた質問の回答を、ビデオに収めてきたので、それを披露しながら、回答の説明をする。
みんなしきりに「好きな食べ物何って言ってる??」「なんで絵がじょうずなの??」と、身を乗り出して聞き入っていた。
3.カードの返信を手渡し
一人一人、カードの返信を手渡ししました。
また、FOCOの子が描いた絵をプレゼントとしていただいたので、皆の分をキレイに印刷し、カードと一緒に渡しました。
本当に素敵な絵に、皆、感動していた様子。
4.カードを読む時間
FOCOの子たちからの返信もまた、興味深く読んでいました。
「この子の名前なんてよむの?」「これ何て言ってるの??」「わー、裏に絵が書いてある!」「へえーこの子お医者さんになりたいんだ。」
みな返信が来たのがとても嬉しそう。「また返信書きたい!」という子も。
5.感想文
今回の文通プログラムを通して、みんなに感想を書いてもらいました。
「お手紙よろこんでくれてうれしい」「またお手紙書きたい」
「絵が上手でびっくり」「ぼくもそんなふうに絵をかけるようになりたい」
「英語をしゃべれたり、日本語をしゃべれるのがすごい」
みんな、思い思いに感じたことを書いてくれました。2回の活動が印象付いた様子でした。
■今回の感想
今回の授業では、FOCOの子たちからの質問の回答に、一番興味を持っていた様でした。
文化が異なる子たちを知ろうとする姿勢が見られ、とても意義のある事だと感じました。
また、カンボジアの子たちに対する、英語ができてすごい、絵が上手、お医者さんになりたい子が多い等、尊敬の目を向けることができたことも評価したい。
<全体を通しての効果・総評>
・日本側もカンボジア側もとても楽しみながら授業に参加してくれた様子。
・カンボジア紹介の際、遺跡や、住居の様式にとても興味を持ち、自分たちとは生活様式が違うことを、見て、認識できた。
・英語で手紙を書き、英語で返事が来る(もしくは英語の手紙をもらい、英語で返事を書く)ことで、英語でのコミュニケーションのおもしろさを感じ取ってもらえた。
・顔写真を付けたり、ビデオを撮影し様子を披露できたのはよかった。実際に相手の存在をより実感できるので、文通の効果が増す。
(ビデオは今後難しいかもしれないが、写真は取り入れていきたい。)
・子ども同士で、相手に関心を持って、質問をしてみて、受け止めるというプロセスこそ、国際交流(コミュニケーション)の本質ではないか。
以上の事から、国際理解、英語、コミュニケーションの観点から見ても、効果があったと言えるだろう。
今後、小学校等において文通をするにあたり、わたしたちの「活動目的」と、学校側の教育活動上の「ねらい」を共有しプログラムを計画することが、この活動の更なる質の向上に繋がると考えます。